中工精機株式会社
サービス・商品名
- 商品・サービスタイトル
- ロールクラッシャー
- 内容
- 【キャッチコピー】
ロールクラッシャーは、回転する2つのロールの間隙に発生した強力な圧縮作用により原料を粉砕する中間粉砕機です。 間隙を調整して頂くことで目標粒度の設定が可能ですが、約30~40mm以下の原料を数mmまで粉砕することが可能です。
【製品タイプ】
平ロール
波歯ロール
鬼歯ロール
ロール形状は平ロール、波歯ロール、鬼歯ロール等があり、ロール材質も複数種類からお選び頂けます。
機種は1段式、2段式からお選び頂けます。
お客先の原料情報、用途、ご要望に応じて新規設計製作も可能です。
【原理・構造】
ロールクラッシャーは回転する2つのロールの間隙に発生する強力な圧縮作用により原料を粉砕します。
ロールは標準としてアルミナを採用しており、金属を嫌う原料の粗粉砕に用いられております。
アルミナのモース硬度は9と耐摩耗性に富んでいるため、原料への不純物の混入が少なく製品の純度が保てます。モース硬度7以下の原料を粉砕することが可能です。
磨耗が少ない為、コンタミネーションにも有効です。
また、ロールが高速回転で粉砕しますので非常に小型ながらも高能率を発揮します。
【ロール材質】
ロール材質はご要望に応じて変更可能です。
平ロール及び波歯ロールの標準材質は、アルミナ(セラミック)です。
他にも、高マンガン鋼、高クロム鋼、SS材、SUS材、 HARDOX材等がございます。
【耐熱設計】
高温状態での原料粉砕をする必要がある場合は、耐熱ロールクラッシャーの設計もいたしております。
【分野】
各種鉱物、化学薬品、窯業、釉薬、化成品、高機能素材、他多分野
【提供可能地域】
全国、海外実績も多数ございます。
【料金体系】
仕様、サイズ、材質(ロールやケース)によりオーダーメイドで設計しますので、お問い合わせください。
【今までの実績】
国内外多数
会社概要
- 業種
- 一般機械・器具、 一般機械・器具/産業用機械
- 所在地
- 〒509-6251
岐阜県瑞浪市日吉町5177-7
- 設立年月
- 1942年12月
- 資本金
- 50百万円
- 従業員数
- 主要事業
- 各種解砕機、粉砕機、微粉砕機の設計、製造、組立、メンテナンス
自社製品前後装置の設計、製造、組立、メンテナンス
セラミック原料精製機械
汚水処理機械装置
リサイクル粉砕機等設計製作
産業用機械の金属部品製造
企業PR
- 創業1925年で、2025年で100年企業となりました。
元々は、地場産業である美濃焼の産地として、陶磁器・タイルなどのセラミックスの分野では原料の陶・鉱石を破砕・粉砕して精製し純度を上げ高品質な製品を生み出して来ました。
衛生陶器の原料や釉薬の製造にも不純物が混入しないようにいち早くアルミナセラミックレンガを取り入れ、ジョークラッシャーの歯・ロールクラッシャーのロール・ボールミルの内張り材として使用して来ました。
ファインセラミックスの電子部品・半導体などの部品の製造にはさらに微粉砕・高純度が求められるようになりました。
ボールミルの呼び名はトロンメルあるいはトロミルとも呼ばれています。
碍子などの絶縁体、センサー、ハニカムなどの分野でもボールミルが使用されております。
中工精機のボールミルの特徴はモーターから主軸への動力の伝達方法を鉄の歯車を使わずにゴム製のラブフレックスとV字型ベルトを使用しているところです。
動力のスムーズな伝達と騒音を抑え油汚れを軽減します。
シリカ・クウォーツ類の粉砕にも使用されています。
これからはもっと地球環境・地球温暖化問題で化石燃料を減らすため様々なリサイクル粉砕が必要とされて来ます。
すでにガラスや都市鉱山のリサイクルプラントへの導入実績がございます。
二次電池分野でも多くの実績がございます。
今後ともバッテリー材料、省資源、省エネルギー社会に取り組むために中工精機はミクロン・ナノ粉砕に飽くなき挑戦を続けます。
(2025年3月編集)